会社のビジョン
最近外部の会合にでることが多く、改めて大事だなと思ったこと。
名刺交換をするとオモテウラを確認して「C'z(シーズ)さんはどんな事業をされているんですか?」と聞かれる。先月までの名刺は、デザイン性を重視しすぎて、何をやっている会社か書いていなかったから、確かに分からない。
ということで早速、名刺のウラに何をやっているのかを、書いてみた。
そうすると今度は、「人が変わるきっかけ、って何ですか?」と聞かれるようになった。確かにすぐ理解できる表現ではないので伝わらない。
ということで今度は、ホームページTOPも変えてみた。
・画像で、直感的にファッションに関わることなんだと分かるようにした
・テキストで、明確にビジョンを書いてみた
・「人が変わるきっかけ」の意味あいも添えてみた
<ビジョン全文>
ファッションシェアによって、人が変わるきっかけを提供する
誰もが一度は憧れる75㎡の大型クローゼットをつくって、共有する。手持ちのドレスを持ち寄って下取りして、新たに着てみたい衣装をレンタルする。
これが当社のはじまりです。
カラフルなドレス、キラキラしたバッグ、セクシーなピンヒールなど、たくさんの美しいものに囲まれ、いつもと違う自分に変身していく体験ができる空間。「わたし意外と、ピンクのふんわりした服も似合うんだ!」 という新しい発見があり、その瞬間からファッションが楽しくなって、ほんの少し体温があがり幸福感に満ちてゆく。
私たちは、この体験を提供サービスの軸と考えています。
トレンドだからいいのでもなく、高価なブランドだからいいのでもなく、お呼ばれした会のシーンや立場に合わせて、相応しく自分らしい衣装を身にまとえることが、かっこいい。前回のパーティーではキチンと、今回はかわいく、次回はエレガントに。そんな自己演出できるかっこいい大人を、世の中にたくさん増やしたいと思います。
自社のことは、自分自身では何をやっているか分かっているし、HPを毎日見ることもないので、しばらく気が付かなかったが、定期的に客観性をもって自社のPRを見直すべきだ。そして、折に触れ、ビジョンの見直しも。
久しぶりに心にある燃える想いを、言葉に載せて、ホームページに公開したので、自分でもワクワクしてきた。特に協力者や採用する人も、ビジョンについてくるんだよね。
ご報告とご相談
土曜日の出勤は、9:30からでいつもより30分早いのですが、今日はブライズメイド向けパーティードレスの大量出荷に備えてそろそろ出社。
その前に、きのうスタッフ(28歳女性)から「あのー、ご報告があるんですけど」と言われて、ドキッとしたことについて。
(け、結婚?ちがうな)
(に、妊娠?それはないか)
(それ以外?何?・・・)
20代から管理職をしてきているので、部下や隣の部署や友人から、通算数百人?に「ご相談」「ご報告」という枕詞をふられた経験から、「あのー、ご・・・」まで聞いた瞬間、だいたいなんの話か予想がつくもんですが。
いやその前に、ほとんどの場合、言われる前から「そろそろかなー」なんて気づいてしまう職業病ですが。
きのうはまったく想像できず、ドギマギしていたら・・・
「あのー、ご報告があるんですけど。今お時間宜しいでしょうか?」
「うんもちろん!どした?」
「私の友達が、SHARELY CODEで働きたいって言っていて、応募してくるとおもうんですが、面接してもらえますか?」
「おー!嬉しいね!もちろんだよ!」
・・・って、びっくりしたなー。もぅ。
まったく想像がつかないことも、たまには、あるものだ(笑)。
それにしても、従業員が人事採用係になって友達を誘ってくれるのは、社長としては本当に嬉しいこと。これだけで、1ヶ月はエネルギーが持続します。やっぱりCS(顧客満足度)の前に、ES(従業員満足度)があって会社がドライブするんだなという実感。
今日も、昨年まででは有り得ないほど忙しいですが、いい仲間たちといいサービスを提供していきます!
「自由になる」の本当の意味
8月も中旬、秋口から冬にかけて繁忙期を迎える結婚式まわりの業界。弊社のパーティーゲスト向けレンタルドレス:SHARELY CODE(シェアリー・コーデ)店舗も、華やかな女性がひっきりなしに出入りする時期に差し掛かってきた。お盆なのにSALEのような状態。
さて、私の生まれ持った性格的に「自由に生きたい」という想いが強く、「私にとって自由になるとは何か?」ということを、もう10年ほど折に触れて考えていて。最近の解は、
「自由になる」=「やりたいことがあったとき、それを選択できること」
例えば、新しい事業をやりたいとき、すぐに必要な人モノ金を確保できること。旅行に行きたいとき、旅行にいく期間を確保できて必要なお金があること。どうしても逢いたい経営者がいたとき、仲介してくれる友達がいて、場所がニューヨークであろうと明日飛び立てる・・・とかいうことが自由だなと。
先日、久々にいい物件を見つけて気持ちは盛り上がったのだけど、調べたら、2億2,000万で売り出されている物件だと分かった。この価格帯の物件に、明日から入居できるほどの自由は、まだ全然手に入れられていない。。
やりたいことを迷いなく選択し実現できるような、自由な生き方になるには、もうちょっと修行と努力が必要そうです。
プレゼンテーションは「準備」と「場数」
今夜はGEC(Globis Entrepreners Club)の集まりで、サムライインキュベートの榊原健太郎さん&矢澤麻里子さんに、海外と日本のVCトレンドを話していただいたり。MBA生のピッチ希望者5名に対して、フィードバックしてもらったりしていて、
ピッチした人が、最後にわたしのところに挨拶に来られて言いました。「しぬほど緊張しました。この先きっと何度やっても、慣れないかもしれないです。」と。
・・・人間、慣れないことはなくて、むしろ環境に順応して成長していくことのできる、最高の生き物だと思うんだけどな(ってそこまで言えなかったけど)。
随分まえ、私にプレゼンテーションの極意を教えてくれた師曰く、「プレゼンの成功は下準備で決まる。あとは場数。それ以外に法則はない。」確かに、最近たくさんのプレゼンを観たりしたりする機会があるので、納得。
緊張して思ったような成果を上げられない時は、誰に何を聞かれてもいいように120%準備ができていないことが多い。突っ込まれて跳ね返せないことがあると止まってしまって、頭が真っ白になってしまうので、さらに緊張を呼んだりする。私のような凡人が緊張せずにいいプレゼンができるようになるには、まず「準備」。
・本プレゼンに使う資料の準備
・質疑があったときに使う補足資料の準備
・言うべきことを決めて、スライド順に時間配分を決め、何度かしゃべってみる準備
さらに「場数」を踏めば自ずと怖くなくなる(最近100人規模のものはようやく克服)。例えば、数100人・数1000人の有識者を前に登壇したことがある人と、数人の部下の前でしか話したことがない人だと、パフォーマンスが違うのは当然で、準備のしかた・トークレベル・聴衆への気の遣い方などぜんぶ違う。
とはいえ、
自分がやってみる場数には限界があるので、最近試していることは「先輩経営者のプレゼンをみてマネする」こと。魅力的でいいな!と思う人のプレゼンを観に行けば、エッセンスを盗めるので、時々、そのためだけに大きなカンファレンスに行ったりする。「自分がやったことがある」という場数と、「誰かがやっているのを見たことがある」という場数とを掛け合わせると、強い「場数」になっていく。
すべては「準備」と「場数」。
幸せな人生ってなんだろう?という飲みながらのお話
わたしは、何を成したいだろう。大きすぎることはよく解らないけど、少なくとも人のために働いていたいかな。自分のためだけには生きられないから。稼ぎは、友達つきあいでケチらなくて済む程度のお金があればいい。最低限、お金の問題で次の選択肢が閉ざされることのないようにしておければいい。
あとは『会社を継続する』ことができれば、生き切った!という感じになりそうだ。次世代の継承者を育てて100年以上続く老舗企業にしたい。